臨済宗 妙心寺派 金鳳山

境内案内

境内散策の手引き

平林寺境内案内図

平成30年10月より
境内の散策路を一部変更しました。

国指定天然記念物平林寺境内林案内図

境内の伽藍

総門

来山者を迎える茅葺屋根の堂々たる総門。山号扁額「金鳳山(きんぽうざん)」、門柱に「臨済宗平林寺専門道場」を掲げます。
県指定有形文化財(建造物)。

総門

山門

築350年の風格を湛える平林寺のシンボルです。江戸時代前期、平林寺が岩槻から移転された際に、現在の地に移築されました。
県指定有形文化財(建造物)。

山門

仏殿

端正かつ威厳ある佇まいです。本尊には釈迦如来坐像、脇侍には迦葉尊者と阿難尊者を祀ります。扁額は江戸中期の書家三井親和(みついしんな)の揮毫です。
県指定有形文化財(建造物)。

仏殿

中門(なかもん)

総門をそのまま小さくしたような造りの中門。山門、仏殿、中門の4棟は総門から一直線上に配されています。
県指定有形文化財(建造物)。
非公開、通年閉門。

中門

本堂

本尊の釈迦如来坐像をはじめ、達磨大師坐像等が祀られています。現本堂は、江戸末期の火災で庫裡と共に焼失した旧堂に近い形で、明治期に再建されたものです。
非公開。

本堂

戴渓堂(たいけいどう)

日本に書法・篆刻を伝えた独立性易(どくりゅうしょうえき)禅師を祀ります。独立禅師は、隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師と共に第4代将軍徳川家綱謁見のため、長崎から江戸に随行。その際、当時の老中松平信綱は独立禅師を厚遇しました。

載溪堂

僧堂門

門柱に「平林僧堂」を掲げます。
通年閉門。

僧堂門

境内の墓所

大河内松平家廟所

大河内松平家は、第3代将軍徳川家光、第4代将軍徳川家綱に老中として仕え、川越藩主でもあった松平伊豆守信綱(まつだいらいずのかみのぶつな)によって興された一族。3,000坪の墓域に170基余りの墓石が配されます。墓石数、保存状態の良さとも全国有数の廟所です。

大河内松平家廟所

松平伊豆守信綱夫妻の墓

高さ2mの五輪塔が2基並ぶ、信綱(写真手前)と信綱の正室(写真奥)の墓です。俳人高浜虚子は「知恵伊豆の墓に俳句が詣りけり」と詠んでいます。
県指定史跡。

松平信綱夫妻墓

安松金右衛門(やすまつきんうえもん)の墓

小畠助左衛門(おばたすけざえもん)の墓

松平信綱の重臣。二人の働きによって、玉川上水と野火止用水開削の大事業が成功しました。
安松金右衛門(写真左)は信綱の長男輝綱にも仕えています。また、小畠助左衛門(写真右)は川越藩家老として、武蔵野一帯の開発に貢献しています。

安松金右衛門、小畠助左衛門の墓

下卵塔(しもらんとう)

大河内松平家廟所に対して下手(しもて)にある墓所一帯を言います。平林寺の修行僧や岩槻時代の家臣、平林寺の歴史にゆかりのある人物らのお墓があります。

下卵塔

卵塔

石橋の手前に並ぶ卵塔は、修行半ばにしてこの世を去った雲水(うんすい、修行僧)の墓です。墓石には僧名が刻まれています。

卵塔

島原の乱供養塔

島原の乱(寛永14年、1637)200年遠忌に建立された、幕府側の犠牲者を弔う供養塔です。島原の乱は松平信綱によって平定されています。

島原の乱供養塔

松永安左エ門の墓

松永安左エ門は「電力王」「電力の鬼」と呼ばれ、戦前・戦後の日本の電力事業の礎を築いた実業家(1875 - 1971)。松永耳庵(じあん)として近代三茶人(原三渓、益田鈍翁)のひとりに数えられています。

松永安左エ門の墓

前田卓(つな)の墓

明治期の自由民権運動家、前田案山子(かがし)の次女で、夏目漱石『草枕』に登場する「那美」のモデルとされています。案山子も「志保田の隠居」として同作に登場しています。
卓と共に眠っているのは、卓の異母弟でのちに養子となった前田利鎌(とがま)です。

前田卓(つな)の墓

歴代塔所(れきだいたっしょ)

平林寺歴代住職の墓所です。正面中央の卵塔が平林寺開山石室善玖(せきしつぜんきゅう)禅師、その左に中興開山鉄山宗鈍(てつざんそうどん)禅師が眠っています。

歴代塔所

平林寺境内林

平林寺境内林

雑木林を主とする広大な境内林は、総面積13万坪(東京ドームおよそ9個分)。かつての武蔵野の雑木林の面影を残す貴重な文化財として、平成26年度より文化庁、埼玉県、新座市と連携した境内林(雑木林)の再生と整備を行う保全事業「平林寺境内林保存管理計画」が進められています。
国指定天然記念物(雑木林として唯一指定)。

平林寺境内林と境内林保存管理計画

平林寺境内林

平林寺堀(野火止用水)

玉川上水から分水した野火止(のびとめ)用水の一部。これら一連の開削事業は、当時の幕府老中で川越藩主の松平信綱が総奉行を務めました。平林寺周辺の緑道も野火止用水に沿って整備されています
県指定史跡。

野火止用水

放生池(ほうじょういけ)

境内散策の憩いの場。水は野火止用水(平林寺堀)から通じ、中島には弁天堂があります。

放生池

片割れ地蔵

もとは1対だった地蔵の片方を平林寺に祀ったといわれています。

片割れ地蔵

野火止塚(のびとめづか)

かつては一面の平野だったこの地に、野火を見張るための小高い土盛りが数多く点在したと言われます。地名の由来でもあります。

野火止塚

業平塚(なりひらづか)

野火止塚と同じ目的で造られたと思われます。業平塚の向かって左に広がる松林は、境内散策の見どころのひとつ。

業平塚

半僧坊感応殿

半僧坊感応殿(はんそうぼうかんのうでん)

衆生(しゅじょう)の諸願を叶える大権現「半僧坊」を祀ります。毎年4月17日には半僧坊大祭が盛大に催されます。

半僧坊大祭

半僧坊感応殿

半僧門(はんそうもん)

半僧坊感応殿に続く正式参拝用の門で、半僧坊大祭の開催日(毎年4月17日)のみ開門します。平成29年(2017)落慶。旧半僧門は手水舎の奥に移築されています。
通年閉門。

半僧坊感応殿

睡足軒

睡足軒の森(睡足軒、紅葉亭)は
平成31年3月末まで休園です。

睡足軒(すいそくけん)

「電力の鬼」と呼ばれた実業家であり、近代三茶人のひとりに数えられる松永安左エ門(松永耳庵・まつながじあん)が移築した、飛騨地方の古民家。安左エ門は晩年、睡足軒に親しい友人らを招いて気楽な茶会を楽しんだといわれています。
国登録有形文化財(建造物)。
非公開(催事利用可)。

睡足軒

坐禅堂

「紅葉亭(こうようてい)」として、催事等に利用されています。
非公開。

坐禅堂

睡足軒の森

武蔵野の雑木林の面影を残す園庭。睡足軒や紅葉亭は、茶道を中心とした日本の伝統的文化の活動に利用されています。年間を通じて市民呈茶も催されています。
国指定天然記念物(平林寺境内林の一部として)。
毎水曜、年末年始休園。

睡足軒の森お問い合わせ
新座市教育委員会 生涯学習スポーツ課
048−424−9616
8:30〜17:15(土日祝休)

新座市睡足軒の森
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