臨済宗 妙心寺派 金鳳山

僧堂教育研究室

僧堂での修行について

平林僧堂の感染症対策
新型ウイルス感染拡大防止のため、
平林僧堂では
必要に応じた感染防止対策
(手指消毒、マスク着用、密の回避)
を行い
関係者の感染防止に努めながら
修行を続けています。

弊僧堂は、東京都に隣接した県南にありながら、首都圏の喧騒とは一線を画した立地と、広大な境内林を有する静謐な修行環境を備えております。新型ウイルス感染が全国的に拡大した昨春以降も、幸い、道場内に大きな影響はなく、従来通りの修行を続けられる状況にあります。

然し乍ら、檀家や外部の方々と関わる折には、雲水もマスク着用を必須とし、手指消毒の習慣化、換気の励行等、檀家や出入り業者の協力も得ながら僧堂内の感染防止対策に継続的に努めております。

また新型ウイルスに限らず、普段と異なる体調不良等の認められる場合には、直ちに病院・医師に掛かり必要な服薬、処置、休養を摂ることとしております。

今般の社会的な影響の長期化が見込まれる中、宗門としては、禅修行の歩みは緩めず、精進を重ねることが肝要と心得ます。各位には体調を整え掛搭を迎えられますよう、願っております。

令和三年三月
平林僧堂

平林僧堂の修行三則

掛塔して最初の3年間は
修行の基本要素として
次の三項を徹底して鍛えます。

一.姿勢・所作
坐禅、法儀を中心に、
静動両面の身体感覚を磨き、
身体の基本をつくる。
一.呼吸・声
坐禅で修練する呼吸法と、
読経のための声を磨き、
精神の安定を図る。
一.基礎知識
仏教と禅に関する知識を身につけ、
禅僧としての自覚を奨励する。
ページトップへ戻る